Siomizuのブログ

Siomizuのブログ

心地よい生活を送るためのライフハック,ライフスタイルなど

思考と行動

人間の脳味噌の状態を大別すると,「思考」モードと「行動」モードに分けられると思います.「思考」モードに偏っていると「行動」できなくなるし,「行動」モードに偏っていると「思考」できなくなります.多分.

 

「思考」に耽溺してしまった時は,「思考」を捨てて「行動」することで平衡がとれる場合があります.逆に,「行動」に耽溺してしまった時は,「思考」することで平衡がとれる場合があります.

 

自分は前者についてはすごくわかる感じがして,頭で考えすぎてるなーって時があります.頭で考えないの大事.

 

ところでこの文章も,昼下がりに「思考」に耽溺してしまった自分を「行動」型人間にするために,バー――って書いてる文章なので,たいした意味はないです.行動モード最高.

 

ダメ大学生になるための生活サイクル指南と脱却法

  • ポイント

 前日の夜にメチャクチャ飲酒する(朝まで呑む) → 次の日の朝、起きれなくなる(あるいは気持ちが悪くて起きたくない) → 昼過ぎに起きる → その日のうちにやりたいことが終わらない → 何となく嫌な気持ちになる → 夜眠れなくなる → 朝早く起きれなくなる→その日のうちにやりたいことが終わらない → 以下繰り返し

  •  解説

 基本的にこの生活サイクルを繰り返していれば、どんなに真面目なあなたもすぐにダメ大学生になれます。ダメになるポイントは「朝起きれなくなる」ところでしょうか。つまり、前日の夜にどんなに深酒をしても、どんなに遅くまで遊んでも、ある一定の時間までには起きないとその日のうちにやりたいことが終わらず、それが積み重なることで睡眠サイクルが完全崩壊してどんどんダメになっていくというサイクルが形成されるということです。ダメになるサイクルのきっかけはお酒とかオール*1だと思います。自分ではどうしようもできないくらい身体に負担がかかるから。結果朝起きれなくなり、次の日にやりたいことがやれないと「あー楽しくねーなー」みたいな気持ちになって、さらにダメになっていきます。

 

  • 対策

 自分のやりたいことを朝に回してみてはどうでしょうか。読書でもゲームでもデートでも何でもいいです。あるいは、やらないといけないタスクを朝のうちにやっちゃうとかでもいいです。朝ってシャキっとしますし、頭も回るのでいろいろはかどると思います。朝のうちにやっちゃうのがコツだと思います。昼になってくるといろいろ忙しくなるので。で、その日のうちにやりたいこと/やらないことができたから夜は不安なく眠れるし、次の日にこれをやりたい!ってのが明確にでてくるから翌朝も楽しい気分で起きれるのではないでしょうか。で、だんだん生活サイクルが改善されてダメ大学生から脱却できるというわけです。

 

  • まとめ

 朝に自分のやりたいことをやるかやらないかが、ダメ大学生になるかならないかの分岐点

*1:夜通し起きていること

余裕のある状態をコンスタントにキープする

「余裕のある状態をコンスタントにキープする」ための忘備録的なアレです.

  1. 「余裕のあるときの自分の行動」をマニュアル化しておく
  2. 10段階評価で余裕のある/なしを記録しておく
  3. やばそうだな,と思ったらすぐにマニュアル化された行動を実践する
  4. 目標をより小さく,具体的にする

1. がすごく大切.2.は日記や手帳に記しておく.3.がミソ.1~3が一番大切で,4はそれに付随するような話.4.は目標の具体化が焦りを軽減するって話になる.

まず,1~3をサイクル化すること.そして,4.を再検討してみること.

 

1. 余裕のあるときの自分の行動をマニュアル化しておく,について.

余裕のあるときほど,自分は時間を細切れに使っているっぽい.細切れに時間をつかっていろいろなことをやっているときは余裕のあるとき.

それから,余裕のあるときは無駄にカフェインをとっていない.無駄にご飯を食べていない.早寝早起きしている.自炊している.人と余裕をもって会話している(=無理に自分から喋りかけていない・一つ一つの会話を大切にしている).

 

2. 10段階評価で余裕のある/なしを記録しておく,について.

1に近づくにつれて「余裕がある」,10に近づくにつれて「余裕がない」としておく.

これから実践していこうと思うけど,たぶん多くの人は「なんか大切なイベント」の前に余裕がなくなる(=評価が10に近づく)傾向があるのではないか.

逆に,大切なイベントの前でも「余裕がある」(=評価が1に近づく)場合があれば,そこにどんな理由があったのか解明すると,新しい「余裕のある自分」像がみえてくると思う.

 

3. やばそうだな,と思ったらすぐにマニュアル化された行動を実践する,について.

やばそうだな,と思った時,その時の自分の行動を信じたい気持ちはわかるが,まずは「余裕のあるときの自分の行動マニュアル」を実践しよう.なにごとも形から入るのが上達のコツ.じつは,やばそうだな,と思ったときの自分の行動は,すでに破滅しているので,安心してマニュアルに従ってくださいね.「ここで頑張れば報われる!」「熟考すればなんとかなる!」「カフェインでブーストだぜ!」は全てウソなので.ほんと安心してマニュアルに従いましょう.

 

4. 目標をより小さく,具体化する,について.

「なんか大切なイベント」にむけて「自分なりの''高み''」のある目標を設定することは,じつは自分を苦しめることになる.「''高み''」ではなく,より具体化した目標を設定しよう.より具体的な,小さな目標のこと.たとえば「明日は○○さんに会って□□という話の××という部分について聞いてみよう」とか…

あと,そもそも目標⇒目標に向けて努力,というパターンが間違っている可能性もある.じつは「余裕のあるときの自分の行動」を続けていくことで,結果として目標が達成されているときもあると思う.ここらへんはまだよくわかんない.

いずれにせよ,漠然とした目標を立てることは,自分を苦しめることになる.漠然とした目標なんて立てないほうがましなので,「なんか大切なイベント」に対応した,具体化した小さな目標を立てることがまず大切.そして,具体化した小さな目標を「余裕のあるときの自分の行動」に組みこんで,それを継続させていくことで大きめの目標を達成しよう.

 

小さな目標を達成する機会をいくつも設けよう.それをクリアしていったときに,じつは結果として大きな目標が達成できているように思う.だから,大きな目標を達成する機会なんて持たないほうがいいように思う.いかに小さな目標をたくさん設定できるか,それを早いスパンで達成しまくれるか,というところに主眼を置いたほうがいいと思う.結果として,大きな目標は達成されたことになるのだから.

 

 

昨年冬に書いたストレス論です

案外忘れがちな事実なんだが,全ての知的活動には平穏な心で取り組むことが最も効果的なパフォーマンスを生み出すという事実がある.平穏な心ってのが大事で,大勢の人はストレスとかそういうものと知的活動は併存していると思いがち.そうではない.ストレスがあったら,それを解消するのが最優先事項であり,真剣に取り組むべき.ストレスなくしてはじめて知的活動が成り立つ.

 

ストレス解消の仕方はいろいろあるんだけど,まずもって自分がストレスを抱えているという認識があることが大事.意外とこれが難しくて,この認識に到達するまで22年かかった.自分がストレスだと思ってなかったことの中からストレスという認識の分化が生じた感じ.正しい認識を持つことが問題にとりくむ正しいやり方である.

 

自分の場合は「走る」ってことがストレス解消になるってわかった.とにかく走る.走る前には準備体操をゆっくりやる.とにかくゆっくり,力を入れずに,体のコリをほぐすような感じで.小学校の時なんかだと「筋肉を伸ばすイメージ」でとかいわれてもよくわかんなくて、ただ力を入れて筋肉を押していたので余計に疲労がたまってた.そうじゃないってのが今わかって,認識論的転回が起きている.走るときも,マラソンじゃないのでほんとに気持ちよく体をほぐす感じで走る.速くなくていい.なぜなら走ることは自分をリラックスさせるためのものだから.走る=鍛えるでもない.

 

リラックスするためには「自分はストレスを解消するんだ!」という強い思いをもって臨むことが大切.ほかの雑念はいらない.ただそれだけを考える.でも体はゆるーくしておく.こうして5kmくらい一生懸命走ると,頭と体がすごく軽くなる感じがする.一種のドラッグみたいな感じ.

 

ストレスを抱えたまま知的活動をしてると,すごく頭が重くなって狂気が生じる.走ると頭がほんとに軽くなる感覚が出てくる.卵が割れて中からひよこが出てくる感覚に例えられる.こうして初めて平穏な心ができる.これが知的活動を行う前提となる.

 

わりとゲームとかスポーツするときにもこのことがいえて,平穏な心が効果的なパフォーマンスを生むと思う.わりと認知の転換も容易にいく.ゲームするときの認識論的転回みたいなのは使えるとおもう.だいたいゲームで負けてるときは固定的な認識にとらわれているときなので,見方を変えたり,自分の考え方を「こうでなければいけない」みたいなものがあれば真逆にしてみたりするといい.おれは後輩とカードゲームをやってるときに実感した.これにも平穏な心がかかわっているとおもう.

無理矢理にでも毎日単純作業を続ける

ことが大事なんだなーって思った.

単純作業を毎日続ける,無理やりにでも.

 

久しぶりに単純作業を続けないといけない場面に遭遇して,自分が単純作業を毎日続けることのできない身体になっていたことを自覚した.

ランニングの効用

ランニングの効用って、スマホのキャッシュを削除して最適化する感じに似ているなあ、なんて思っていたけど、多分そうじゃなくて、複雑につながりすぎたネットワークを1回「断絶」して、真っ白なところから関係を「適切に」再構築していけるようにするところにあると思う

ウォークマンは個人の聴覚に関する記憶の蓄積を、媒体として残すことにはじめて成功した*1。将来ぜったい役に立つから、大切にとっておくといいと思う。認知症アルツハイマーの治癒に使えるという研究結果もある。聴覚刺激が場面想起を引き起こすことによるものだと思う。ここでいうウォークマンiPodに置き換えてもいい、つまりMP3プレーヤーのこと。こうして考えると五感はストリーミングではなくダウンロードでないといけないと思う。それから、より直接的に感性へ訴えかけるのがヘッドホンやイヤホンな感じがあってなんかすげえと思う。感覚の研ぎ澄ましみたいなことが起きてるのかわからないけど、テレビに出てきた認知症のおばあちゃんもヘッドホンで昔聴いてた音楽聴いてた。個人レベルの聴覚記憶が媒体に残されるのならば、個人レベルの触覚記憶や嗅覚記憶が媒体に残れば面白いのにと思うけど、前者は「触れるディスプレイ」の応用が進むことで可能になる。

f:id:Siomizu:20161120182220j:plain

*1:視覚については写真-アルバムといった個人的な媒体が既に存在した